エコキュート交換について

 今回はエコキュートの交換について少しお話ししたいと思います。

1.エコキュートの寿命

 エコキュートの寿命は10年から15年と言われています。
 寿命を超えたエコキュートは、修理しても再び故障が起きやすくメーカーの保証期間も過ぎているため、修理よりも交換をおすすめいたします。


2.交換費用

 
 エコキュートの交換費用は一般的に50万円~100万円です。
 エコキュートの性能やお客様のお家の状況により工事金額がかなり変動致しますので、一度お見積りをとることをお勧めします。

エコキュートからエコキュート.png


交換費用の内訳

 ・本体価格  :約30~70万円

 ・撤去、処分費:約3~4万円

 ・設置工事  :約2~4万円

 ・配管工事  :約3~6万円

 ・電気工事  :約6~10万円

 ・試運転調整費:約1~2万円

  *その他、必要に応じて別途費用がかかる場合があります


Y様邸の場合

パナソニック_エコキュート.png
  本  体:HE-LS46LQS
  リモコン:HE-TQWLW
  補助金額:6万円(基本)+4万円(A要件)

  本体価格+工事費用:61.6万円(税込)

  補助金申請で実質価格51.6万円(税込)

3.エコキュートの選び方


タンク容量
 エコキュートはお湯を貯めておく貯湯タンクの容量により使用できるお湯の量が決まっています。  家族構成やお湯の利用状況によってタンク容量を選定しましょう。

 ・2~4人家族:300L

 ・3~5人家族:370L

 ・4~7人家族:460L

 ・5~8人家族:550L


 家族の人数によらず少し大きめのタンク容量を選ぶことで、湯切れの心配なくご利用いただけます。
 よく設置されているエコキュートの容量は370Lや460Lとなっています。

エコキュートの機能
 エコキュートの機能は、フルオート、セミオート(オート、エコオート)、給湯専用に分かれています。

 フルオートは「追いだき」ができ、セミオートと給湯専用はできません。

 フルオートは設定されたお湯の温度、量を浴槽へ送った後、一定時間温度と水位の状態を自動的に保ちます。

 セミオートは設定されたお湯の温度、量を浴槽へ送るところまでは同じですが、自動的にその状態を保持はしませんので、随時高温たし湯等を行う必要があります。

 給湯専用は給湯栓を開いて、設定した温度のお湯を浴槽に落とし込みます。


パナソニック.png


*引用:パナソニックHP

 家族の入浴時間がバラバラであれば、フルオートが便利です。

 家族で入浴時間を合わせられるのであればセミオートでも違和感なく利用できます。

 給湯専用はお風呂をシャワーで済ます方や、一人暮らしの方におすすめいたします。

 機能によって値段が変わってきますので、生活スタイルに合わせて機能を選びましょう。

お住まいの地域
 住んでいる地域によって設置するエコキュートの種類が変わってきます。

 最低気温がマイナス10℃以下にならない地域では一般地向けの製品で問題ありません。

 岩手県に住んでいる場合は寒冷地向けの製品をお勧めします。

 さらに沿岸地域にお住まいの方は、寒冷地向けに加えて塩害対応の製品をお勧めしています。



  


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